快適な睡眠には欠かせない布団

一日の生活を送る中で、色々なことがありますが、何よりもホッとして安心出来る時間が、寝ている間ではないでしょうか。一日の疲れを癒し、次の日の元気を蓄えるためにも、睡眠時間は大切にしたいものです。さてそんな大事な睡眠と切り離せないのが、なんといっても布団です。快適な睡眠が得られるかどうかはすべて布団次第であるとも言えるでしょう。どんな布団が一番良いのか、というのは一概には言えないものです。個人の好みによって自分にとっての、一番気持ちよく眠ることが出来るものを探すことが大事です。


布団を探す前に知っておきたいのが、布団に欠かすことの出来ない機能についてです。それぞれの機能に優れているものほど、体にとって優しく上質な睡眠を提供してくれます。敷きふとんに求められるのは、保温性、吸湿性、透湿性、放湿性、支持性、固さなどです。掛けふとんは、保温性、吸湿性、透湿性、放湿性、フィット性、追動性、軽さなどです。このように布団の役割は数々ありますが、一番重要なのが汗の処理です。人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかくという話しを、聞いたことがあるのではないでしょうか。人間は体温を下げることによって深い眠りに入ることが出来ます。そのため汗をかいて体温を下げています。汗の30%は掛けふとんに、70%は敷きふとんに吸収されるといわれています。汗の吸収・発散によりふとんの中の環境を深い眠りに導くようにするのが大事な機能といえるでしょう。


ふとんが吸湿・発散性に乏しいと蒸れて不快な状態になってしまいます。蒸れて不快な状態では寝返りの邪魔をすることにもなり、快眠を遠ざけてしまいます。人は睡眠時に寝返りをして昼間の筋肉の疲れなどを解消しています。その寝返りがスムーズにいかないと、深い眠りに入ることも出来なくなります。寝ている間に適正な姿勢を保てることも、よいふとんには欠かせないことです。寝ている姿勢は、直立した姿勢そのままを寝せた状態が良いといわれます。柔らかすぎるふとんでは、体全体が沈み込み通気がさえぎられて暑苦しかったり、寝返りがしにくいため寝苦しさを感じたりします。また腰部が沈み込み不自然な姿勢になるため、腰痛の原因となることもあります。硬すぎるふとんでは、体とふとんのすき間が空きすぎてしまい、肌寒さを感じることがあります。また寝返りの度にゴツゴツとした感触を味わうようでは快適に眠れるとは言い難いものです。